防災まちづくりワークショップ@愛知県東浦町

へとへとで名古屋空港なうです。


この週末は、暮らす人たち、企業、インフラ業者、役場職員、大学生、文部科学省、町長や議員などのみなさんと一緒にいました。コミュニティ防災という、共助の目線から、「万が一の時に助け合えるために、普段からあってほしい、つながり・仕組み」づくりをしています。


科学の話を、暮らしの目線でしました。普段はとっつきづらいけれども、今回は、東京大学などからなるチームがつくっているシステムを皆で使ってみて、災害を予見しました。こうして使えれば、科学の知見はより活かされやすいのかもしれません。


それに、ストーリーやアート、対話のプロセスを入れ込んだのは、「なにかがいつものワークショップの感じと違った」ということで、役に立ちました。今回、科学、行政、政治、暮らし…分断されがちな、さまざまに異なる動機や分野に橋をかけて、みなが大きな目的に向かって、共にはたらきやすくするのは、ホストとして大変な試されごとでした。



今回のことは、テレビに映るらしい!かっこよく映っているかな。また、レポートもいくつかの視点で残りそうです。シェアできるものは完成次第、共有していきますね。お楽しみに。


「反町さんの仕事が必要なくなるような、まちにしよう。」と言われました。また「私たちの仕事が必要なくなるのが、私たちの目指すところだ」。東浦町は、そういう風に話す人たちが、政治や行政に関わっておられました。すごい。

私の旅先は、いつでも、大切な人の日々の暮らしが、豊かにつづくために、ガチで取り組む人たちの勇気のそばであり、その人たちが胸に抱く終わらない夢の中かもしれません。

今後にますますワクワクです。

なお、このように多様な利害関係者を、一つの会議室に何時間もいることを可能にさせた、東京大学の森川さんの仕事に頭が下がります。このご縁をいただいた伊勢崎市の岡田さん、お呼びかけをしたサイレックスチーム、むちゃぶりにめげずに猛烈に働いた森川ゼミガールズ、しびれるオーガナイズをした町役場のみなさん、頭から湯気が出るほどに考え抜いた藤江地区のみなさま、関係のみなさまに、礼。


さて北海道に帰ろう。


以下は神谷町長のブログです。「公務ご多忙につき…」なく、ワークショップに丸一日参加いただき、ブログまで残していただきました。

>私たちは正解のない問題に対して議論して結論を出すことに慣れていませんが、自治体職員や住民自身がファファシリテーションの力を身につけて、地域で様々な課題解決のためのディスカッションができるようになりたいものです。

なお今回の模様はローカル番組で取り上げられました。
2020.2.10 ふりかえりの内容です。

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